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2023年07月

第16回徹交会ロングレポート

徹交会のトモダチより第16回徹交会のロングレポートが届きました。
 

コロナ禍により無期延期となっていた第16回徹交会が、3年半の時を経てついに開催。
主役はもちろん我らが岡崎徹さん。
再開1回目のゲストは仮面ライダースーパー1のヒロイン、草波ハルミを演じられた田中由美子さん。音響、村枝賢一先生。スタッフ、岩本佳浩先生。
お二人の作品をよく知る身としては実に不思議な光景です。
田中さんの出演は2018年7月に開催された第13回徹交会以来、実に5年ぶりとなります。
当時の様子を書いたレポートもありますので、是非遡って田中さんの変わらぬ美貌と岡崎さんの変わらぬダンディズムをご堪能ください。
最新35巻が発売中の新 仮面ライダーSPIRITSが18巻の頃なので時の流れを感じます。
あと3年で終わるという村枝先生のお言葉を筆者は3年おきに聞いてきましたが、新章に突入していよいよ本当に…

コロナ禍でイベントの自粛もあり、人と会う機会がめっきり減って「弱っていた」という岡崎さん。しかし徹交会の再開で沢山の参加者の皆さんと会うことができて「元気をもらえました」と、今後の活動への意欲を燃やされていました。
今回は参加者の半数近くが新しいトモダチで、リピーターの皆さんの温かいご支援と共にトモダチの輪が広がる事が会の存続の原動力になっていくと思います。

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田中さんの司会進行で仮面ライダーアマゾン、仮面ライダースーパー1撮影当時のエピソードトーク。
お二人の共通の知人でもある大野剣友会の岡田勝さんについて、田中さんは「竹刀を持ってピシーッと立っていて怖かった」、岡崎さんは「猫のように可愛かった」と真逆の印象を抱かれていたことが判明。また、田中さんは当時の岡田さんの年齢が思っていたよりも若くて驚かれていました。下はズボンで上だけ青い柔道着を着るというスタイルだった岡田さん。田中さんは当初「え、作務衣着てる人がいる…?」と思われたそうです。
剣友会のメンバーに田中さんは「紅一点だから(後半で二点に)」と優しくしてもらい、岡崎さんは「裸で可哀想だから」と優しくしてもらったそうです。「撮影の合間にストーブを持ってきてくれたりね」
岡崎さんは台本にのめり込むよりもスタッフの手伝いなどコミュニケーションを大事にされていたそうで、ギギの腕輪が折れて小道具さんが修理する際「いいよ、俺やるよ。エポキシ(接着剤)ちょうだい、ってちまちまやってた」
田中さんも「石鹸の怪人の時(40話)にスタッフさんが総出で石鹸を削って一生懸命泡を作っていた」と、演者スタッフ一丸となって手作りで作品に取り組んでいたエピソードを話されていました。
弟である草波良役の早川勝也さんと近年再会した田中さん。「小学生だった良が50歳超えて立派なパパになってた」
撮影終了から40年以上を経た今現在の出演者やスタッフの交流話を聞くと一ファンとしてほっこりします。
昭和の仮面ライダーには欠かせない存在だった二人のおやっさんの思い出話。

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仮面ライダー(スカイライダー)、仮面ライダースーパー1でおやっさん、谷 源次郎を演じた塚本信夫さんについて田中さんは「あの役柄通り懐が深くて優しくて、自分が受けるから(成立させるから)やりたい芝居をやってみなさい、という方だった。演者とスタッフのギスギスしちゃうような場面で間に入って和ませてくれて」
初代仮面ライダーから仮面ライダーストロンガーまで5作品でおやっさん、立花藤兵衛を演じた小林昭二さんについて岡崎さんは「役者の手本を見せてくれるような大先輩だったんだけど、あ、この人可愛い人だなって思った時があって。アマゾンがバイクに乗るのを嫌がって、海に投げ入れちゃう話があるんだけど(3話)。その時濡れてパンツ一丁になっちゃって当時のパンツだからトランクスでもないパンツで(ステテコ?)焚き火に当たりながら「なにがおかしいんだい。おまえだってハダカじゃないか」って笑うシーンがあって」と、お二人を偲ばれていました。


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まさひこが日本語の先生になってくれるまで日本語が話せず、身振り手振りと片言で意志疎通をしなければならなかったアマゾン。そんなアマゾンを今演じようと思ったら、夢中でやっていた当時と違って演技的に凄く難しいと語る岡崎さん。
ストロンガーでの客演が最後となっている岡崎さん演じるアマゾン、山本大介の活躍を映像作品で見られる日が来ることを願ってやみません。

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トーク、質疑応答、歌、じゃんけん大会、売り上げがノベルティ制作費に充てられるオークション。二次会では参加者のトモダチしか知ることができない、何を見たのか言ってはいけない出し物。さらには集合写真の予定だったのが参加者一人一人の岡崎さん田中さんとのスリーショット撮影になり…と、中断以前のプログラムがフルで行われ徹交会の完全復活となりました。
お土産は思い出と写真だけでなく、お二人の寄せ書きサイン色紙と、ここでしか手に入らないオリジナルノベルティが参加者全員にプレゼントされました。
完全復活し、盛況に終わった第16回徹交会。次回は岡崎さんの誕生日の時期になるかと思いますが、次回以降も無事開催を迎え沢山のトモダチと楽しい時間を過ごせることを願っています。

 

 

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2023/07/02 徹交会   もぐら
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